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薬剤師がキャリアとスキルを高める正しい戦略┃今の仕事に集中する

薬剤師がキャリアをスキルを向上させる戦略をまとめた記事の、アイキャッチ画像

スキルを高めまくりたい薬剤師のヤクビジです。

困った・・・
こんな悩みはありませんか?
  • 新しいスキルを身につけたり今のスキルを向上したい!
  • キャリアアップして年収を上げたり、自己実現したい!
  • キャリアの上手な積み方やスキルを高める具体的方法を知りたい。

こういった悩みを解決する内容です。

仕事をしていくうえで、スキルを修得することは避けて通れないですし、キャリアを高めることで年収のUPにつながる。

わたしは薬剤師としてキャリアを積み上げ、調剤薬局時代には新卒から5年で年収700万を突破できました。薬局薬剤師としてはわりと高めな年収を早めに獲得できたので、そこに至るまでのスキル・キャリアアップの考え方はずれてないと思ってます。

基本的な攻略法としては、自分が目標とする姿を計画しつつ、いまの仕事に集中することが最短ルートになります。

こんな内容が書いてあるよ!
この記事でわかること
  • 『キャリア』と『スキル』の違いについて正確に把握しましょう。
  • スキルとキャリアを向上させる具体的な戦略は、今の仕事で成果を出すこと。
  • 私がどんな計画でスキルとキャリアを高めたのか紹介します。

では、はりきっていきましょう!

もくじ

前提:キャリアアップとスキルアップの違い

まず、『キャリア』と『スキル』の違いを正確に把握しましょう。横文字だし、なんとなくのフンイキで意味をとらえている人、けっこう多いんですよね。

言葉の定義があやふやだと、いま自分が高めたいのは『キャリア』なのか『スキル』なのか対象がぼやけてしまうので、しっかり押さえていきましょう。

キャリアとは経歴のこと

『キャリア』は、あなたの過去の『経歴』を意味します。

キャリアの由来は、ラテン語の轍(わだち)のことで、車輪の通った跡を意味する。そこから派生し、「人の歩んできた道、経歴」といった意味で使われるようになりました。

キャリアの具体例としてはこんな感じですね。

  • 1年目:店舗薬剤師
    • 大病院門前で多種多様な処方箋に対応
  • 3年目:薬局長/管理薬剤師
    • 在庫回転率を高め在庫金額の低減に貢献
  • 5年目:エリアマネージャー
    • 定期的な1on1で離職率を30%改善
  • 7年目:薬局事業部(係長)
    • 収益向上につながるXXプロジェクトの立ち上げ

つまり、あなたが過去に経験してきた”生き様”というのがキャリアになります。

スキルは能力や技能のこと

『スキル』とは、あなたが持つ『能力・技能』を意味します。

例えば、薬剤師のスキルといえば以下がありますね。

  • 調剤技法(ピッキング、軟膏mix、Vマス分包機の手まき、一包化など)
  • 服薬指導、患者コミュニケーション
  • レセコン・薬歴の取り扱い
  • 在庫管理

あと、薬や疾病についての知識も薬剤師をつくる土台なので、個人的にはスキルだと考えてます。

その他、ビジネスマンとしてのスキルとしては、例えばこんな力をスキルと言ってますね。

  • 論理的思考力
  • ファシリテーション力
  • マネジメント力
  • 経営戦略立案力

このようにスキルとは、仕事を処理するために必要な力を指します。

ヤクビジ

キャリアの中にスキルを含める考えもありますが、私は区別してます。その方が分かりやすいですね。

スキルを増やして高め、キャリアを積み上げていく

キャリアアップとスキルアップは一心同体です。スキルが無いとキャリアは積み重ねられません

スキルがレベルアップすると、新しい仕事にチャレンジする機会が増えます。ふだん仕事を安心して任せられる相手って、能力が高い人じゃないですか。それは、この理屈ですね。

チャンスをつかみ新しい仕事へ挑戦することで、新たなキャリアができる。さらに、今までに処理したことのない業務をこなすことになるので、新しいスキルを身につけなければならない。

すると、新しく身につけるスキルのおかげで、更に別の仕事(キャリア)を作るキッカケになります。

このように、スキルとキャリアはらせん階段のように絡みあいながら、ぐるぐると上がっていくのです。

ヤクビジ

ちなみに『キャリアチェンジ』は、今までのスキルを使いながら違う職種や業界に未経験から挑戦することで、キャリアアップと混同しやすいですが意味は違ったりします。

スキルとキャリアを高める具体的な戦略

次に、スキルとキャリアを向上させる具体的な方法についてまとめます。

流れとしては、『①目標を計画し、②スキルを高め、③キャリアを向上』させていく順番です。解説しますね。

①自分のキャリア戦略を作ろう

まずは、将来てきに自分はどうなりたいのか、目標を定めましょう。目指すべきゴールが無いと、どんなスキルやキャリアを歩むべきか、予定は立てられません。

将来像は、カッコつける必要はありませんが、「いつまでにどうなる」のように、期限とセットでなりたい姿を具体的にしましょう。

キャリアの例
  • 3年後までに薬局長になる
  • 5年後までにマネージャーになる
  • 10年後までに独立する

上記のように目標を決めて、『ありたい姿』と『現在の姿』を比較し、足りない能力や経験をひたすら補っていきます。

この、「差分を埋める」作業をひたすら繰り返すことが、スキルとキャリアを向上する基本的な方法となります。

シゴタカさん

でも、、、そんな先まで具体的に決めるのは、難しくないですか?

ヤクビジ

目標を明確にするほど良いけど、難しい場合はザックリでOK!キャリアを高めたり社会の変化によって”成りたい姿”は変化するので、その時に目標を作り直せば良いですね。目標を作らないという最悪パターンは避けてください(汗

②スキルを磨く

目標ができたら次に、現状の業務に関するスキルを磨きます。とにかく質を高めます。

キャリアを積むには仕事で成果を出さねばならず、スキルに比例して成果の質は高まります。なので、まずは能力・技術の向上に集中しましょう。

能力・技術を向上させるには、以下の2通りを同時にこなします。

  1. 本や人(セミナーなど)といった座学で学ぶ
  2. いまの職場の仕事で成果を上げることにこだわる

これしかない。実務を通して磨くしかスキルアップはできません。勉強だけしても机上の空論。実践あるのみです。

①については、専門書や雑誌、勉強会や研修会など、さまざまなモノから学びます。

②のやり方は、結果を数値化すること。例えば、「薬歴を1件かくのに平均10分かかった、処方せん1枚当たりのピッキングに5分かかる」といった感じです。

仕事の成果を客観的に判断するには、きちんと数字にしましょう。数字にすることで「薬歴の記載は1件5分以内を目指す!そのために入力のショートカットを覚えよう!」のように、自分が伸ばすスキルも明確になります。

また、可能であれば先輩や上司にダメな点を定期的に指摘してもらいましょう。フィードバックを貰うことで自分の強み・弱みが分かり、何を集中して学んでいけばよいのか指標とすることができます。

③高めたスキルを元にキャリアを作り、更にスキルを磨く

今の仕事でスキルを高めたら、新しい仕事(キャリア)へ積極的に挑戦しましょう。

新しい仕事では今までのスキルに加えて別のスキルが求められるので、あらためて必要なスキル磨き作業に入ります。

新しい仕事へのチャレンジ方法としては以下。

  • 社内で新しい仕事を依頼される
  • 社内で自分から仕事を作る
  • 社外で活動する(副業)

スキルを高めて今の仕事で成果を出すと、周りから評価されるじゃないですか。すると、新しい仕事を任せてもらうチャンスが生まれるので、率先してチャレンジしましょう。

もしくは、自分から仕事を作るのも良い。これは、社内や店舗で起きている課題とか問題点に対し、それを解決する方法を提案する方法。例えば、在庫管理がひどくて期限切れの廃棄が多いから、その状況を解決するために在庫管理役になる、とかですね。

また、いまのご時世では副業によるキャリア形成も1つ。私は、薬剤師として修得したスキルをブログで発信することで、新たなキャリア作りに挑戦中です。ブログを通してWEBの知識だったり、ライティング(文章書き)のスキル向上を目指してます。

ヤクビジ

「スキル→キャリア→スキル」のサイクルをグルグルと回し、最終的な目標に向けてスキルアップとキャリアアップを重ねていきましょう!

番外編:私のキャリアとスキルアップ戦略の歴史をご紹介

自分は新卒で働き出したときに、今後10年でどんなキャリアを積みたいのか目標を立てて、行動してきました。

どんな感じだったのか簡単に紹介しますので、あなたがキャリア戦略を作るときに参考にしてみてください。

新卒時点の10年間のキャリア目標
  • 3年目に管理薬剤師になる!
  • 6年目にエリアマネージャーになる!
  • 8年目にブロック長になる!
  • 10年目に独立!

薬局薬剤師になった当初は、独立することを長期的な目標としておき、そこに至るまでの中間地点として上記のように目標を立てた。

上記のキャリアを達成するために、どんなスキルを修得しようとしていたのか、これまたザックリと紹介します。

キャリア目標をベースにしたスキル目標
  • 1年目  :調剤の手技と服薬指導のスキルを徹底的に学ぶ
  • 2年目  :調剤報酬や法務、店舗運営について勉強
  • 3~5年目 :マネジメント、会計や財務、マーケティング等のビジネススキル
  • 7年目~ :実務の中で必要と感じたスキルの深掘り

目の前の仕事に集中しつつ、次のキャリアで必要そうなスキルを前もって勉強していくイメージで進めてきました。

これは、「カッツ理論」という『キャリアのステージによって求められる能力が変化する』という理論を参考にしてきました。詳しく知りたいかたは以下の記事を参考ください。

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以上が私の簡単なスキル習得の歴史です。その結果として経歴は以下になりました。

実際のキャリア
  • 3年目に管理薬剤師&薬局長
    • 店舗運営、スタッフマネジメント、売上管理など一通り経験。
  • 4年目に転職し5年目にマネージャー
    • 新店の開発や医療機関との折衝、全スタッフのシフト管理や人材採用など、任せて貰える範囲が広がる。
  • 6年目にITベンチャー企業へ転職。
    • 新規事業の0→1フェーズ(創業)に参画し、Webサービス・プロダクトの開発や運用ルール構築、マーケティングや営業などなど、ビジネスマンとしてのスキル・キャリアが加速度的に積み重なる。
    • 現在も新しいチャレンジを定期的に任せて貰えるため、刺激的な日々を送っています。
ヤクビジ

当初思い描いていた独立はしていないのもの、薬局時代にスキルとキャリアを積み重ねたおかげで、ITベンチャー企業という当初は想定していない領域にキャリアチェンジできました。ビジネスマンとしてのスキルやキャリアは間違いなく高まったので、今は次のキャリアに向けて動いてます。

まとめ

さいごに、今回のまとめです。

キャリアとスキルを高める戦略
  • 違いを明確に。→『キャリア=経歴』、『スキル=能力』
  • キャリアの目標を立てて、現在の環境でスキルの向上に集中。
  • キャリアアップの機会は積極的に狙う。

薬剤師もサラリーマンであり、年収アップを目指すならキャリアとスキルの向上は必須です。

スキルやキャリアを磨くには長い期間が必要ですが、将来的になりたい姿を実現するため、毎日ちょっとずつ継続していきましょう!

薬剤師がキャリアをスキルを向上させる戦略をまとめた記事の、アイキャッチ画像

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